顎関節症TMJ

顎関節症とは
顎関節症とは、口を開けると痛む(開口時痛)、口を大きく開けられない(開口障害)、あごで音がする(関節雑音)のうちの1つ以上の症状があり、他の疾患が否定された時に診断される疾患です。男性より女性に多く、20~50代で発症することが多いとされています。 顎関節症はその病態によって筋肉の障害(I型)、関節包・靭帯の障害(II型)、関節円板の障害(III型)、骨の変形(IV型)の4つに分類され、どの病態かによって治療法が異なります。
顎関節症の症状
顎関節症の主な症状は、「口を開けると痛む」「口を大きく開けられない」(人差し指から薬指までの指3つが縦に入らない)「口を大きく開けた時に耳の前で「ゴリッ」「カクッ」などの音がする」です。他にも「硬い食べ物を噛んだときに「ゴリッ」という音がして痛む」 「顎の周辺を押すと痛む」といった場合もあります。
顎関節症の原因
顎関節症は複数の要因が関与して発症することがほとんどで、その要因は以下のように多岐にわたります。その中でも特にTCH(歯牙接触癖:無意識に上の歯と下の歯を接触させる習慣)は、顎関節症の患者さんの80%以上に見られる習慣とされ、またこの習慣を意識して減らすだけで症状が改善する人が非常に多くいることから、顎関節症の最大の要因と考えられています。
1. 解剖要因:顎関節や顎の筋肉の構造的問題
2. 咬合要因:不良な咬合
3.精神的要因:緊張や不安・気分の落ち込みの持続、精神的ストレス
4. 外傷要因:噛みちがい、打撲、転倒、交通外傷
5. 行動要因:
1) 日常的な習癖
TCH、頬杖、受話器の肩ばさみ、下顎を前方に突き出す癖、猫背、爪かみ、筆記具かみ、うつぶせ読書
2) 食事
硬い物を噛む、ガムを噛む、片側での噛み癖
3) 睡眠
歯ぎしり、睡眠不足、高い枕や固い枕の使用、うつぶせ寝、手枕や腕枕
4) スポーツ
コンタクトスポーツ、球技スポーツ、ウインタースポーツ、スキューバダイビング
5) 音楽
楽器演奏(特に吹奏楽器)、歌唱(声楽、カラオケ)、発声練習(演劇等)
6) 社会生活
緊張が持続する仕事、PC作業、精密作業、重量物の運搬、人間関係での緊張
当院のカイロプラクティックの施術
当院では、背骨全体の可動性を取り戻すことで頭部、頸部、顎関節のバランスを改善するとともに、手技またはマッサージガンにより直接咀嚼筋群にアプローチし、これらの筋肉の柔軟性を取り戻していきます。
また、顎関節症の診断が出ている方でも、頸椎の動きが制限されていることが原因で症状が起きている事も少なくありません。
病院に通院していてもなかなか症状が改善しないという方は、一度お気軽にご相談下さい。



